1953年のイラン・クーデターへの米関与に関する文書の公開がまたも延期
4月 19, 2017 13:00 Asia/Tokyo
1953年のイランのクーデターにアメリカが関与していたことを示す文書の公開が、再び延期されました。
FAS・米国科学者連盟のインターネットサイトは、1953年8月19日に当時のイランのモサッデグ政権に対してアメリカが秘密裏に行ったクーデターに関する文書の公開が、無期限に延期されたことを明らかにしています。
このサイトはまた、「CIAの諜報員が関与したこのクーデターに関するアメリカ政府の文書は、機密扱いから外され、数十回にわたって歴史学者らから公開が要求されている」としました。
アメリカ国務省歴史問題諮問委員会の報告からは、昨年国務省がこの文書の公開を許可しなかったことが判明しており、その理由は国務省により政治的な状況は緊迫していたと判断されたことによるものです。
1953年のクーデターは、CIAの監視と資金的な可能性、そして計画のもと、イギリスの諜報ネットワークやメディアの支援を得て実施されました。
このクーデターを企画したCIAの主要メンバーの1人、カーミット・キム・ルーズベルト氏は、「CIAはイギリスと意見交換を行った後、モサッデグ政権の打倒を決定した。それは、モサッデグ首相がイランとイギリスの石油会社の財産国有化したことで、西側諸国の怒りを引き起こしたためだった」と述べています。
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