有名無実なリヤド会議と、テロ対策の最先端をゆくイラン
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イランのローハーニー大統領が、「イランはテロ対策の最先端を走っている」とし、「サウジアラビアでのアメリカとアラブ諸国による首脳会合は、政治的な演劇である」と語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
May 23, 2017 12:58 Asia/Tokyo
  • 有名無実なリヤド会議と、テロ対策の最先端をゆくイラン

イランのローハーニー大統領が、「イランはテロ対策の最先端を走っている」とし、「サウジアラビアでのアメリカとアラブ諸国による首脳会合は、政治的な演劇である」と語りました。

 

ローハーニー大統領は22日月曜、第12期イラン大統領選挙での当選後初めて、国内外のメディアを前に記者会見し、サウジアラビア・リヤドでの一部のアラブ諸国とアメリカのトランプ大統領の会合で、イランがテロ支援国と非難されたことに触れ、「21日日曜にサウジアラビアで実施された会合は、お芝居的なものに過ぎず、政治的な価値はないだろう。サウジアラビアは以前にも、こうした会合の場を何度か設けていたが、テロ対策は超大国に他国民の金銭を差出したり、会合を開くだけでは解決しない」と述べています。

 

ローハーニー大統領は、今回リヤドで行われたアラブ・アメリカ会議が見せかけのものに過ぎないことを断言する中で、「テロリストに抵抗できた人々とは、イラク、シリア、そしてレバノンの各国民であり、またイラン国民も外交や、シリアとイラクおよびそのほかの国の諸国民への軍事的なアドバイスを与えることにより、テロ対策のプロセスを支援してきており、また今後も支援するだろう」と語りました。

 

ローハーニー大統領はまた、「地域でテロ組織ISISを生み出したのは誰で、またこの組織と戦っているのは誰か」という疑問を提示し、テロとの戦いの最前線で戦っているのはイラン、シリア、イラク、レバノンのシーア派組織ヒズボッラー、そしてロシアであるとしました。

さらに、「テロリストを支援し、彼らに資金を提供した者は、テロとの戦いを主張することはできない。この点からして、アメリカ政府は決してテロリストと戦ったことはなかったが、アメリカ国民は必ずやテロリストに反対しているはずだ」と述べています。

 

リヤドでのアメリカとアラブ諸国による会議が、地域の現状を事実とは正反対に見せるためのものだったことは間違いありません。イラン大統領は世界各国の報道陣が詰め掛ける中、まさにこの点を鋭く指摘したといえます。誰がテロリストを支援しており、また誰がテロリストと戦っているのか、また先のリヤドでの会議がテロとの真の戦いの前線でなかったことは、誰の目にも明らかでした。テロとの戦いにおけるサウジの偽装的な働きを表面的に支援するため、リヤドに一部のアラブ諸国の代表が集まり、またアメリカ大統領が顔を連ねたところで、空虚な主張により疑問や批判の焦点を変えることはできません。

 

今日、シリアとイラクの国民のほかにも、複数の国の国民がテロの犠牲になっており、サウジアラビアとアメリカは直接テロリストの形成やその武装化に関与していました。アメリカの前政権の責任者らは、アメリカが地域で自らの目的を達成するために、ISISを結成したと公言しています。こうした自白内容が示しているのは、中東におけるアメリカの政策が攻撃的、敵対的な政策であり、このような条件のもとでは、イラン大統領が述べているとおり、アメリカ政府にテロ対策はまず期待できないいうことです。

トランプ大統領がリヤドでの見せかけの会合に顔を連ね、アメリカの兵器製造会社の資金繰りを継続させるためにサウジアラビアのオイルマネーを搾取したことは、テロ対策になりません。それは今日、アメリカ製の兵器もシリアやイラクのテロリストの手に渡っており、サウジアラビアもこれらの兵器を使用して過去2年以上にわたり、イエメン国民をあやめているからです。地域におけるアメリカとサウジアラビアの行動の共通点は、民間人を直接、あるいは間接的にあやめていることであり、このような状況の中、リヤドでの会合でテロとの戦いがアピールされたことは、全くもって滑稽だといわざるを得ません。

今日、サウジアラビアとアメリカの支援を受けているテロリストの前に完全と立ちはだかっているのは、シリアとイラクの国民、そして地域のそのほかの国民の意思であり、さまざまな形によりテロとの真の戦いを繰り広げています。そして同時に、イランとヒズボッラー、そしてロシアも彼らとともに、このプロセスに寄与しているのです。