イラン、「敵はISISの拠点に対するイランのミサイル攻撃のメッセージを受領」
6月 25, 2017 16:52 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊の航空宇宙部隊のハージーザーデ司令官が、「地域や地域外のイランの敵は、シリアにあるテロ組織ISISの拠点に対するイスラム革命防衛隊のミサイル攻撃のメッセージを受け取った」と語りました。
イスラム革命防衛隊は今月18日、シリアのテロリストへの懲罰を目的に、同国の東部デリゾールにあるISISの司令部や拠点をはじめ、この組織の爆破用車両の製造施設などに、6発の地対地中距離ミサイルを撃ち込みました。
ハージーザーデ司令官は24日土曜、IRIB通信の取材に対し、「今回のミサイル攻撃は、敵を排斥するイラン国民や、今月7日にテヘランで発生したテロ攻撃による殉教者の遺族や被害者を代理して行われた」と語っています。
今月7日、ISIS系のテログループが、テヘランにある国会関連の建物と、イマーム・ホメイニー廟を攻撃し、これにより18人が殉教、52人が負傷しました。
この犯罪行為を受け、イスラム革命防衛隊は犠牲者の流血をそのままにしておくことはないと宣言しています。
ハージーザーデ司令官はまた、「今回のミサイル攻撃で、ISISは甚大な被害を受けており、またテロリストの結束が完全に破壊された」と述べました。