イラン外相、フランス政府高官と会談

イランのザリーフ外務大臣が、フランスの政府高官とパリで会談しました。

ＩＲＩＢ通信がパリから伝えたところによりますと、２９日木曜夜に行われた、ザリーフ外務大臣とルドリアン外務大臣の会談で、双方は二国間の関係強化、核合意の実施、西アジア地域の情勢変化について意見交換を行いました。

ザリーフ大臣とルドリアン大臣は、中東、特にシリアとイラクにおける危機の継続に懸念を示し、テロ対策における国際社会の団結を強調しました。

この会談で、ルドリアン外相は、地域におけるイランの重要な役割を強調しました。

また、２９日夜、この会談のあと、ツイッターにザリーフ大臣との会談の様子をアップし、イランとの対話を続けていくとしました。

ザリーフ大臣は、ルドリアン外相との会談の前にも、フランスのラルシェ上院議長と会談しました。

ラルシェ議長は、この会談で、「フランスはイランとの二国関係を大変に重視しており、地域問題について、イランとの政治対話を続けていくつもりだ」と述べました。

ザリーフ大臣はドイツとイタリアを歴訪し、政府高官と会談を行った後、２９日にパリを訪問しました。