イラン外相、「世界はイランによる核合意の順調を認める」

イランのザリーフ外務大臣が、世界はイランが核合意を遵守していることを認めるとしました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ大臣は、イランに対するアメリカの国連大使のはぐらかしに反応を示し、ツイッター上で「アメリカはイランに対する敵意のために、事実を否定することを余儀なくされている」としました。

アメリカのヘイリー国連大使は、２９日木曜、国連安保理の会議で、地域での自らの敗北を隠蔽するために、地域におけるイランの役割について同国に根拠のない疑惑を提起しました。

これに反し、国連のグテレース事務総長、多くの安保理理事国、そしてＥＵの代表などがイランによる核合意の遵守を賞賛し、この合意への国際社会の支持の継続を求めました。

ＩＡＥＡ国際原子力機関の報告も、イランが核合意の取り決めを完全に履行していることを改めて認めています。

ザリーフ大臣はまた、ドイツ、イタリア、フランスのヨーロッパ３ヶ国への最近の訪問に触れ、「これら３ヶ国の首脳らと高いレベルの会談を行い、ＥＵは核合意やイランとの建設的な協力を守っている」とのべました。