イランと日本、小規模工業と観光の分野で協力

ＪＩＣＡ国際協力機構が、イランとの協力拡大の意向を示すと共に、「イランへの日本の投資の土台は整っている」と発表しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、イラン農業・商鉱工業会議所のソルターニー副会頭は、17日月曜、ＪＩＣＡの小林イラン事務所長とテヘランで会談し、「イランは、国内のプロジェクトにおいて日本の専門性や知識を活用することができる」と語りました。

また、「日本は、中小企業の活動の拡大に関する経験を持つことから、イランを支援することができる」としました。

さらに、観光産業についても、「イランは多くの観光名所を有しており、日本の協力によって、観光のインフラを整え、その可能性を活かすことが可能だ」と述べました。

一方の小林所長もこの会談で、観光分野におけるイランとの協力を歓迎し、「日本は環境保護、水や河川の管理、自然災害に関して多くの措置を講じており、これらの経験をイランに伝えることができる」と語りました。