イラン国会議長、「アメリカの追加制裁への対抗準備はできている」

イランのラーリージャーニー国会議長が、イランはアメリカの追加制裁に対抗する用意があると強調しました。

アメリカの下院は、２５日火曜、イランへの敵対を続ける中で、イランに対する包括的な追加制裁案を可決しました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー国会議長は、２７日木曜、イラン北東部のゴナーバードで行われた会合で、アメリカ下院のこの制裁案の可決に触れ、「この行動の最も重要な目的とは、イランにおける外国投資を妨害するために不安を作り出すことだ」と語りました。

また、アメリカの制裁は新たな問題ではなく、以前の制裁と同じだとして、トランプ大統領の指示で、この制裁案が可決されたとしました。

さらに、イランの地域の協力やテロとの戦いにおける重要な役割に触れ、イランに対する制裁はアメリカにとってまったく利益にはならず、イランはこの制裁への対抗措置をとるだろうとしました。