1953年の対イラン・クーデターへの英国の関与が暴露
8月 09, 2017 14:51 Asia/Tokyo
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1953年の対イラン・クーデター
最近公開されたアメリカ国務省の資料から、1953年に発生したイランのモサッデグ政権に対するクーデターに、イギリスが関与していたことが明らかになりました。
イギリスの新聞フィナンシャルタイムズによりますと、最近機密解除されたアメリカ国務省の資料からは、イギリス政府が1952年11月にアメリカに対し、当時のイランのモサッデグ政権の転覆に向けたクーデターに参加するよう求めていたことが判明しています。
この新聞はまた、「アメリカ国務省の資料により、イギリスによる当時のイランの政情や、イランにおける自国の利益が脅かされることへのイギリスの危機感に関する新しい情報が得られている」と報じました。
この資料を入手したアメリカ国家安全保障アーカイブの2人の専門家によりますと、これらの資料はイギリスがモサッデグ政権の打倒計画を助けるよう、アメリカを促したことを認める初の資料だということです。
アメリカ国務省の記録からはまた、アメリカとイギリスの政府関係者が1952年に、少なくとも3回にわたってモサッデグ政権の打倒をめぐり協議したことが分かっています。
この報告によりますと、駐アメリカ・イギリス大使館の第2の関係者クリストファー・スティール氏が、モサッデグ政権打倒計画をアメリカの政府関係者に通知していたとされています。
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