イランの政府高官による核合意遵守の強調
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IRIBホーイー解説員 イラン外務省のガーセミー報道官が、イランはIAEA国際原子力機関の取り決めを守っているとし、「レッドラインを越えるつもりはない」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 28, 2017 16:23 Asia/Tokyo
  • ガーセミー報道官
    ガーセミー報道官

IRIBホーイー解説員 イラン外務省のガーセミー報道官が、イランはIAEA国際原子力機関の取り決めを守っているとし、「レッドラインを越えるつもりはない」と強調しました。

ガーセミー報道官は、「核合意で禁じられた領域に入ることを誰にも許さない」と語りました。

サーレヒー原子力庁長官

 

イランのサーレヒー原子力庁長官も、記者会見で、「核合意は簡単に得られたものではないため、簡単には手放せない」と語りました。

 

 

イランの政府高官の強調は、アメリカのヘイリー国連大使によるウィーン訪問の中での、アメリカの核合意に反する新たな動きへの回答です。ヘイリー大使は、今月23日、IAEA国際原子力機関の天野事務局長と会談した後、記者会見で次のように主張しました。

ヘイリー国連大使 . 天野事務局長

 

「核合意は、イランの軍事施設とそれ以外の施設への査察に差別を設けていない」

 

この発言は、再び、アメリカが過去の発言を繰り返すことで、IAEAを通してイランに圧力をかけようとしていることを示しています。こうした中、この問題に関するイランの立場は明らかです。IAEAとの活動の枠組みは明確であり、イランは核合意に沿って、IAEAと最高の形で協力を行ってきました。IAEAもまた、数々の声明の中で、イランは核合意を完全に守っていると発表しています。しかし、懸念されるのは、IAEAがどの程度、アメリカの影響を受けるかということです。IAEAはこれまで、この問題に関して弱さを示してきました。明らかに、過去の経験を繰り返すことは、IAEAの信用を損なうだけでなく、核合意の全ての国、つまりEU、ロシア、中国にも影響を及ぼします。

EUは現在、イランとの大規模な経済協定に入っており、トタルなどの大企業が、イランに投資を行っています。中国とロシアも、イランとの戦略的な協力に入っています。国際問題の専門家であるベヘシュティプール氏は、核合意とアメリカの約束不履行について次のように語っています。

 

「核合意におけるアメリカの約束不履行には2つの問題がある。まず、アメリカは、イランに対する制裁を停止するのであり、破棄はしないことになっている。そのように核合意に盛り込まれている。なぜならアメリカは、この手段を今後も持ち続けていたいからだ。第二に、彼らは世界に反イランの風潮を広めている。これにより彼らは、他の国々にイランとの協力を断念させようとしている」

 

こうした中、アメリカの問題は、核合意に反対することではなく、イランのイスラム体制に反対することだと言うべきでしょう。イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、数日前にローハーニー大統領、および、政府閣僚と行った会談の中で次のように語りました。

 

「外交問題において、自分たちの革命を誇りに思い、覇権主義者への抵抗や反対、圧制の排除など、革命によって生まれた国民の道に誇りを感じるべきである」