8月 31, 2017 04:52 Asia/Tokyo
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テヘランで開催されているテロ関連の会議、「テロ犠牲国イラン、モナーフェギンからISISまで」の参加者らが、「テロ対策、そしてテロや暴力のない世界を実現するには、国際社会の強い決意が必要だ」としました。

30日水曜に開催されたこの会議の終了声明では、「国際社会は、時宜に応じた反応や国際的な取り決めの実施、超大国の一方的で理不尽な政策への抗議などにより、テロを未然に防ぐべきだ」とされています。

また、1979年のイランイスラム革命の勝利当初から現在まで、イランがテロの犠牲国となってきたことを強調し、「今日、イスラム体制の敵は、テロによる1万7000人の殉教者を出し、世界のテロの犠牲国であるイランを、テロ支援国と決め付けている」とされています。

今回の会議の参加者は、「イラン反体制派テロ組織モナーフェギンこそがISISの父である」とし、「モナーフェギンにはじまり、残忍なテロ組織は、今なお宗教対立を生み出すために当初からのやり方に訴えている」としました。

30日水曜は、イランの元首相の殉教日にあたり、イランではテロとの戦いの日とされています。

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