イラン外交関係者がミャンマーのイスラム教徒の問題の追及に努める
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ロヒンギャ族のイスラム教徒
イランの外交関係者が、ミャンマーのイスラム教徒の問題の追及に努めています。
先月25日からこれまで、ミャンマー西部ラカイン州における、軍のロヒンギャ族のイスラム教徒に対する大規模な攻撃で、多数のイスラム教徒が死傷しており、合計で15万人以上が難民化しています。
テヘランをはじめとするイラン各地の礼拝者は、金曜礼拝のあと、デモ行進に参加し、ミャンマーにおけるイスラム教徒に対する殺害や犯罪を非難するとともに、彼らに対する支持を叫びました。
イランのザリーフ外務大臣は、国連のグテーレス事務総長に宛てた書簡の中で、国際社会がミャンマーのイスラム教徒に対する組織化された暴力に対して、早急に行動し、反応するよう求めました。
ザリーフ大臣はこれまで、この問題について各国の外相と電話会談を行ってきました。
イランのラヒームプールアジア太平洋担当外務次官は、「イランはロヒンギャ族のイスラム教徒を支援する用意がある」としました。
ラヒームプール次官はまた、「イランのローハーニー大統領は、来週カザフスタンを訪問し、ミャンマーのイスラム教徒の虐殺について、各国首脳と話し合いを行う」と述べました。
イラン外務省のガーセミー報道官は、「ミャンマーのイラン代表部を兼任している在タイ・イラン大使館は、イラン赤新月社を通じて、イランの支援がこの地域の人々に届けられるよう、ミャンマー政府と連絡をとっているが、この連絡にもかかわらず、残念ながらこれまでミャンマー政府はイランの人道支援をこの地の人々に届ける許可を出していない」と語りました。
イランの人権団体は、8日金曜、声明を発し、ミャンマーのイスラム教徒に対する組織化された暴力に沈黙しているとして、国際社会を批判しました。
イラン人権擁護司法関係者協会のアフマドルー会長は、国連安保理議長に送った書簡の中で、ミャンマーの罪のない人々の殺害を非難しました。
ミャンマー西部・ラカイン州では、2012年から軍と仏教徒によるイスラム教徒の攻撃が行われています。
ロヒンギャ族のイスラム教徒の人口は100万人に上りますが、彼らは市民権を与えられていません。