ミャンマーのイスラム教徒へのイランの人道支援物資第一陣が移送
9月 15, 2017 17:20 Asia/Tokyo
ミャンマーのロヒンギャ族のイスラム教徒に向けた、イラン赤新月社の人道支援物資の第一陣が、バングラデシュに向けて移送されました。
イルナー通信によりますと、食料や医薬品などを含む、この40トンの支援物資は、15日金曜朝、バングラデシュに向けて移送されました。
イラン赤新月社の関係者は、記者団に対し、支援物資の移送に関してミャンマー政府の協力が得られなかったことに触れ、「この支援物資は、バングラデシュのキャンプにいるミャンマーの難民に配布される」と語りました。
さらに、救援テント400個の用意を明らかにし、「イラン赤新月社は、バングラデシュに救援チームを派遣する用意がある」と述べました。
先月25日から始まった、ミャンマー西部ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教徒に対するミャンマー軍の攻撃で、これまでに数千人が死傷した他、およそ38万人が難民となっています。
ミャンマーのイスラム教徒は市民権を与えられていません。
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