衛星大国イラン
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テヘランのイマームホメイニー航空宇宙基地
防衛力やミサイル能力とともに、科学技術は、現代における重要な力の基準のひとつです。イランはこの科学技術、特に衛星分野の活動において、良好な進展を遂げています。
イラン統合参謀本部のナーミー補佐官は、「イランは衛星活動の各分野において、世界の四大国のひとつだ」と語りました。ナーミー補佐官はまた、イランは打ち上げ基地や、打ち上げ、衛星、管制などにおいて、力強く活動しているとしました。
衛星の打ち上げの成功は、さまざまなミサイルの製造能力とともに、イランの力の基準を多様化させています。衛星の開発と、ロケットによるその打ち上げは、航空宇宙分野における各国の力を示す上で最も際立ったものです。この分野で、イランはさまざまな衛星を打ち上げています。現在イランは、この分野において世界の四大国のひとつであり、有人宇宙飛行も行おうとしています。イラン科学技術研究省の航空宇宙研究所のオンミー所長は、次のように語っています。
「10人の宇宙飛行士候補が、現在、困難で集中的な訓練を受けており、最終的には彼らのうち2名が、宇宙飛行士として選ばれる」
2013年、イランの宇宙科学者は2匹のサルをロケットに乗せて宇宙に送り込むこと成功しました。現在、オンミー所長によれば、この2匹のサルは今も生きており、イランの研究者は現在、このサルの子供たちが、宇宙飛行の影響を受けているかについて調査しているということです。
イランは、衛星のさまざまな分野で、国内の技術により、そして国内の研究者が努力することで、衛星打ち上げのたびに、毎回目覚ましい成功を収めており、アメリカなどの敵は、この状況に我慢することができていません。たとえば、今年の7月27日、テヘランのイマームホメイニー航空宇宙基地から、イランの衛星ロケット・スィーモルグが成功裏に打ち上げられました。この打ち上げの翌日、アメリカ財務省は、完全に学術研究的なものだったスィーモルグの打ち上げを理由に、イランの6つの団体を制裁対象としました。この中で、アメリカ財務省は、14日木曜にも、イランのミサイル開発に関与したとして、数名の個人とイランの企業を制裁の対象としました。このアメリカの行動は、国際法規に、そして安保理決議2231への違反となります。これに関して、イランのアーザリージャフロミー情報通信技術大臣は、2日前、テヘランで行われたアジア太平洋宇宙協力機構の事務局長との会談の傍らで、次のように語りました。
「核合意では、宇宙分野に関しての指摘はまったく存在せず、安保理決議2231においても、イランの衛星に関する制限は見られない」
研究目的による、衛星とその打ち上げに関する活動は、どの国にとっても必要であり、通常の活動とみなされています。このため、イランはアメリカの制裁にもかかわらず、この分野において安定した歩みを進めており、衛星「ドゥースティー」も今後打ち上げられることになります。イランの力の基準の多様化は、地域や世界における影響力を生み出しており、イランは政治的、経済的な圧力にもかかわらず、ロケット、衛星の分野で、優れた国のひとつとなっています。