イラン大統領が、国連総会の傍らで各国首脳と会談
9月 20, 2017 19:25 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「イランは、EU諸国との関係拡大を望んでいる」とし、「核合意は、イランとEUの関係が今後益々拡大するための機会を生み出している」と語りました。
ローハーニー大統領は19日火曜、国連総会の傍らでノルウェーのソルベルグ首相と会談し、EUが核合意を支持していることは希望を与えるとし、「この合意は、世界全体の利益であり、協議によって国際的な問題を解決できることを示している」としました。
さらに、イランのエネルギー部門における一部のヨーロッパ企業の活動にも触れ、「イランは今後5年間で2000億ドル相当のエネルギー・プロジェクトを企画している」と語っています。
また、「テロの撲滅には、世界全体の真剣な決意が必要だ」と述べました。
一方のソルベルグ首相も、ノルウェーが核合意を遵守していることを強調し、「ノルウェーは、イランにおける共同投資のチャンスの活用を決定している」としています。
ローハーニー大統領はまた19日火曜、ニューヨークでベルギーのミシェル首相とも会談し、「両国民の良好な関係は、政府にとっての資産であり、核合意は両国の経済関係の拡大への良好な条件を整えている」と語りました。
さらに、ブルガリアのラデフ大統領とも会談し、経済協力や経済関係の強化について協議しました。
ローハーニー大統領は19日、パキスタンのアバシ首相とも会談し、二国間関係の拡大への関心を示すとともに、「両国の国民が求めているのは、強い関係と連帯だ」としています。
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