国連総会での核兵器に関するイランの見解の表明
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イランは大量破壊兵器に反対しており、大量破壊兵器が国の安全を保障することはないと考えています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 27, 2017 18:51 Asia/Tokyo
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イランは大量破壊兵器に反対しており、大量破壊兵器が国の安全を保障することはないと考えています。

イラン外務省のアラーグチー国際法担当次官

イランは、国際会議の中で、繰り返し、NPT核兵器不拡散条約の実施における遅れを批判してきました。今回、国連総会の会合で、イラン外務省のアラーグチー国際法担当次官が、再びこのイランの見解を明らかにしました。
アラーグチー次官は、核兵器の保有国が、核兵器の完全な廃絶に関する取り決めを守っていないことを批判し、「アメリカは、新たな核兵器競争を始めている」と語りました。

アラーグチー次官「アメリカは、新たな核兵器競争を始めている」

アラーグチー次官は、26日火曜、核兵器の全面的廃絶のための国際デーに合わせて開催された国連総会「核軍縮ハイレベル会合」で、「“アメリカは他国より強い核能力の保持が必要だ”とするアメリカの最近のアプローチは、新たな核兵器競争へと導くものだ」と強調しました。

ストックホルム国際平和研究所の年次報告によれば、アメリカは、5種類の新たな核兵器を獲得しようとしています。アメリカは2016年の初めの時点で、7000発の核弾頭を有していました。

アメリカの核潜水艦

このような中で、アメリカが核兵器の改良に今後30年でおよそ1兆ドルの費用を検討していることから、アメリカのライバル国も、新型の兵器の製造を追求しています。この流れの継続は、世界の消滅に向けた競争を意味します。ストックホルム国際平和研究所の年次報告では、シオニスト政権イスラエルも、およそ300発の核弾頭を有するとされています。イギリスの新聞、ガーディアンはこれについて次のように報じています。

「イスラエルは、プルトニウム500キロと、兵器の製造に十分な量の濃縮ウランを保有していると診られている」

イスラエルのディモナ核施設

イスラエルのディモナには核施設が存在し、この施設の職員はそれを、「小さな広島」と呼んでいます。

核兵器の使用禁止に対するイランの立場は、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師の教令ではっきりと示されています。ハーメネイー師は、2012年8月30日、テヘランで開催された非同盟諸国の会合で、次のように語りました。

「イランは、論理、宗教、考え方の点から、核兵器の保有を大きな罪と見なしており、この種の兵器の拡散は無意味で破壊的、かつ危険なことだと考えている」

ハーメネイー師

ハーメネイー師はまた、次のように語りました。

「イランは核兵器のない中東を提案しており、その実現に取り組んでいく」

現在もイランは、核兵器保有国がNPTを実行し、核兵器の完全な廃絶に関する取り決めを遵守することが不可欠だと訴えています。