テヘラン金曜礼拝、「イラククルド人自治区の分離は、シオニストの陰謀」
(last modified Fri, 29 Sep 2017 10:35:43 GMT )
9月 29, 2017 19:35 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、「イラククルド人自治区の分離は、シオニストの陰謀」

29日にテヘランで行われた金曜礼拝で、イマーミーカーシャーニー師が説教を行い、イラク・クルド人自治区の分離に関する住民投票の実施に触れ、これはシオニストの陰謀だとしました。

イマーミーカーシャーニー師は、「クルド人自治区がイラクから分離すれば、その原因になった人々はその裏切りの責任を取ることになる」と語りました。

また、クルド人自治区の関係者は、アメリカやシオニスト政権イスラエルと共謀する代わりに、新たな中東計画の実現に向け、彼らに対抗すべきだとしました。

クルド人自治区では、イラク政府や世界の反対にも拘わらず、今月25日、バルザニ議長の個人的な動機により、イラクからの分離の是非を問う住民投票が行われました。

イマーミーカーシャーニー師はまた、イランイラク戦争の聖なる防衛は、多くの価値観を生み、敵を失望させたとしました。

また、アメリカのトランプ大統領、シオニスト政権やサウジアラビアの首脳がイランに苛立っているのは、イラン国民の勇気や献身のためだとしました。

さらに、シーア派3代目イマーム、ホサインの殉教期間に際して哀悼の意を示し、「イスラムの若者は、この出来事から献身と精神性を学び、敵に抵抗できるようにすべきだ」と述べました。

 

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