イラン統合参謀本部議長、「イランとトルコは、イラク・クルド人自治区の住民投票について共通の見解を有している」
(last modified Mon, 02 Oct 2017 15:50:11 GMT )
10月 03, 2017 00:50 Asia/Tokyo
  • バーゲリー統合参謀本部議長、アカル参謀総長
    バーゲリー統合参謀本部議長、アカル参謀総長

イランのバーゲリー統合参謀本部議長が、「イランとトルコは、クルド人自治区のイラクからの分離を問う住民投票に対して、共通の立場を有している」と語りました。

バーゲリー統合参謀本部議長

バーゲリー統合参謀本部議長は、2日月曜、トルコのアカル参謀総長とテヘランで会談を行ったあと、記者会見で、「イランとトルコは、クルド人自治区のイラクからの分離を問う住民投票を認めないこと、イラクの統一という点を強調している」と強調しました。

また、この会談の中で、イラクとシリアの軍やその同盟者が、テロとの戦いにおいて、勝利を収めていることについて意見交換したとし、地域におけるテロ対策と、国境の安全についての、適切な決定が行われているとしました。

さらに、イランとトルコ、そのほかのイスラム諸国による、ミャンマーの人々への支援にむけた軍事協力や、このような事件を防ぐための措置も、アカル参謀総長との会談における中心的な議題だったとしました。

アカル参謀総長

アカル参謀総長も、この記者会見で、イランとトルコのテロ対策、国境の安全確立に関する軍事・防衛協力の拡大も必要だと強調しました。

アカル参謀総長は、1日日曜夜、トルコの軍事使節団を率いて、テヘラン入りしました。

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