イラン外相、イラクの領土保全と国民の団結を強調

イランのザリーフ外務大臣が、再度、イラクの領土保全と国民の団結を強調しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、ザリーフ大臣は６日金曜、イラク北部クルド人自治区・スレイマニヤでのタラバニ前イラク大統領の葬儀において、「イランは、永遠に、クルド人を含むイラク国民の友人であり、一部の人の戦略的な過ちの責任をクルド人に押しつけない」と語りました。

クルド人自治区のバルザニ議長は、イラクの中央政府や地域諸国の要請や反発にも拘らず、先月２５日、クルド人自治区でイラクからの分離の賛否に関する市民投票を実施しました。

タラバニ前イラク大統領は、数年にわたる闘病生活の末、今月３日、８４歳で、ドイツで死去しました。