10月 19, 2017 19:19 Asia/Tokyo
  • ホシュルー大使
    ホシュルー大使

イランのホシュルー国連大使が、シオニスト政権イスラエルは、これまで68の国連安保理決議を無視してきたとし、「イスラエルの政権の歴史は、パレスチナ領土の占領に始まり、他国に対する侵略によって続いている」と語りました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、18日水曜、中東とパレスチナ問題について話し合うために開催された国連安保理の会合で、「シオニスト政権イスラエルによるパレスチナの占領と侵略政策は、中東危機のすべての中心だ」と語りました。

ホシュルー大使

また、「イスラエルは、アメリカの支持を受け、パレスチナ人に対して数多くの犯罪と占領を行い、歴史上最も長い悲劇を引き起こしている」と述べました。

さらに、「シオニスト政権の核、生物・化学兵器などの大量破壊兵器は、中東の平和と安全に対する最大の危険だ」と強調しました。

ホシュルー大使は、アメリカ、シオニスト政権、その同盟国は、地域にテロ組織を誕生させ、彼らを支援しているとし、「これまで、イランほどISISなどのテロ組織と戦ってきた国は他にない」と述べました。

ホシュルー大使

さらに、「イランは、ISISの支配がシリアからイラクに渡って形成されるのを妨げた」としました。

また、アメリカのトランプ大統領のイランと核合意に対する敵対的なアプローチに触れ、「核合意を消滅させようとするアメリカの努力は、国際社会の要求に反している」と述べました。

ホシュルー大使は、「今日、アメリカは、イランの賢明な立場や政策を前に、いつにも増して国際社会で孤立している」と述べました。

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