イランのジュンディーシャープール、ユネスコの記憶遺産に登録
11月 06, 2017 00:10 Asia/Tokyo
イランにある創設1750年のジュンディーシャープール大学が、ユネスコの世界記憶遺産に登録されました。
イルナー通信によりますと、ジュンディーシャープール国際会議の事務局長は、4日土曜夜、「創設1750年のジュンディーシャープール大学の世界遺産登録を記録した国際文書は、11月3日、ユネスコの年次総会で発表された」と語りました。
さらに、「これは、イランの文明や学術に関する最大の業績のひとつであり、ユネスコの会議で発表された文書により、ジュンディーシャープール大学は、正式に世界最古の大学、学術機関として紹介された」と述べました。
イランユネスコ国立委員会の事務局長も、最近、この大学の世界遺産の登録審査をユネスコに申請したことを明らかにしました。
ジュンディーシャープール大学は、現在、南西部のフーゼスターン州デズフール周辺に、その廃墟が残っているのみですが、世界最古の学術センターで、医学、哲学、天文学を教えていました。
デズフールのジュンディーシャープールに残る歴史資料によれば、世界最古の高等教育制度が、この大学で形作られたとされています。