イランの下水・水道企業とJICAの間で、協力合意覚書の草案が調印
11月 06, 2017 00:52 Asia/Tokyo
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ハーンサール
イラン中部・イスファハーン州の水道・下水サービス会社とJICA・国際協力機構の間で、協力合意覚書の草案が調印されました。
IRIB通信によりますと、この合意覚書の調印により、イスファハーン州の水利分野の専門家が、日本側の専門家から水資源の合理的な利用に関する必要な講習を受けることになります。

イスファハーン州の下水・水道サービス会社のアミーニー取締役は、このプロジェクトの実施の鍵を握るのは、この州の北西部の町ハーンサールだとし、「現在すでに、ハーンサール市では水の合理的な利用が国家プロジェクトになっており、これによってイランにおける水の浪費という重要な問題を抑制できると見られる」と語りました。

アミーニー取締役はまた、「これまで4年以上にわたり、水の合理的な使用の分野における日本とイスファハーン州の双方側の専門家の間で、技術・教育面での交流が行われており、その結果、今回の合意覚書の草案の調印に至った」と述べています。
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