11月 10, 2017 16:05 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、「国連安保理はイエメン危機に責任を持つべきだ」

イランのホシュルー国連大使が、イエメンの国境の開放に向けた国連安保理の緊急措置を求めました。

ホシュルー大使は、プレスTVとのインタビューで、イエメン危機に対する国連安保理の重大な責任を強調し、国連安保理がイエメン国境の速やかな開放に向けて、決断を下し、措置を行うことを期待しているとしました。

また、「イエメンは悲劇に直面しており、国連はイエメンの人々が兵器や爆弾、飢餓や病気で死亡するのを許してはならない」と述べました。

ホシュルー大使は今月7日、国連事務総長と安保理議長に書簡を送り、国際法規を守らせ、武力の行使による脅迫を控えさせるための、サウジアラビアに対する国際社会の圧力を求めました。

サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦、そのほか数カ国の支持を受け、2015年3月からイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しました。

サウジアラビアがイエメンで戦火を拡大したことで、イエメン人数万人が死傷しており、イエメンは、深刻な食料や医薬品の不足、コレラの伝染に直面しています。

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