イラン西部地震での死傷者の最新統計が発表
11月 14, 2017 01:19 Asia/Tokyo
イラン危機管理機構の副長官が13日月曜、「イラン西部で発生した地震で、これまでに445人が死亡、7100人が負傷した」と語りました。
12日日曜夜にイラン西部及び、イラク北部でマグニチュード7.3のつよい地震が発生し、これまでに被災地は145回に上る余震が観測されています。
イランでは、政府関係者のほか、同国イスラム革命防衛隊のジャアファリー総司令官、イラン軍のムーサヴィー総司令官を初めとする軍の様々な関係者が、被災地の事情調査及び今後の計画のため、被災地に赴いています。
イランのローハーニー大統領の命令により、同国の保健医療教育大臣と赤新月社総裁が、大統領府のメンバーで組織されるチームを率いて西部ケルマーンシャー州の被災地に向かっています
これに基づき、ローハーニー大統領は14日火曜、被災者への救援活動を調査、視察し、被災者と面会するため、ケルマーンシャー州に向かうことになっています。
被災地では、震災発生の直後から、被災者への避難場所の提供が始まっており、さらにイスラム革命防衛隊や軍、民兵組織バスィージの便宜手段による救命・救援活動が依然として続けられています。
また、各被災地では野戦病院も設置されており、ボランティアの隊員が被災地に派遣されています。