イラン西部の地震の被災地に対する救援活動が継続
11月 14, 2017 20:02 Asia/Tokyo
イラン西部の地震の被災地に対する救援活動が、政府と軍の可能性を使いながら、続けられています。
12日日曜夜、マグニチュード7.3の地震がイラン西部各地、イラク北東部を襲いました。
これまでにこの地震による死者の数は423人に達しており、また7000人以上が負傷しています。
地震発生の数時間後から、被災者向けの仮設住宅が建てられ始めています。
また、被災地で医療拠点も設置されています。
イラン政府の代表団は、14日火曜をイラン全国の服喪の日としました。
イランのローハーニー大統領は、14日朝、被災地の視察のためにイラン西部のケルマンシャーに入りました。
また、イスラム革命最高指導者の特別代表団も被災地を訪れています。
ローハーニー大統領は、ケルマンシャー州に入った際、記者団に対して、犠牲者の遺族に哀悼の意を示すとともに、イランの人々、政府、軍は皆、全力でケルマンシャー州の人々の傍らにいるとしました。
また、政府は全力で被災者の救援につとめているとしました。
さらに、イラン国民に哀悼の意を示した各国に対して、感謝の意を示しました。
多くの国の政府関係者や国際機関の関係者が、この地震の発生の後、イランの政府関係者にメッセージを送ったり、電話連絡を行い、イランの政府と国民に哀悼の意を述べるとともに、被災者に対する支援の用意を表明しました。
イランのザリーフ外務大臣は、14日朝ツイッターで、各国の、被災者に向けた支援の提案と、哀悼の意の表明に感謝を述べるとともに、現在、イランは自力でこの地震による危機を管理することができるとしました。