イランはＷＴＯ非加盟国中最大の経済国

イラン輸出連盟のラーフーティー会長が、イランはＷＴＯ・世界貿易機関外の最大の経済国であるとし、この機関へのイラン加盟の反対は政治的な動きだと語りました。

イルナー通信によりますと、ラーフーティー会長は、２１日火曜、食品産業の輸出に関する会議の中で、通常、輸入税の減税を伴う、各国間の特恵関税制度の樹立は、貿易取引の拡大や経済発展を促すことになる、としました。

ラーフーティー会長はまた、「昨年、アフガニスタンは、世界貿易機関の加盟国となり、自国の関税を国際基準に合致させることができた」と語りました。

１９９５年以来、国際的な通商関係を管理する目的で、ＧＡＴＴ・関税及び貿易に関する一般協定は世界貿易機関に移行しました。

現在、世界１５４ヶ国が世界貿易機関に加盟しており、また、一部の国が加盟手続きを行っています。

イランは、この機関のオブザーバー国であり、加盟に関する協議の下地を整えようとしています。