イランIAEA大使、「シオニスト政権の核計画は世界の平和と安全にとっての深刻な脅威」
11月 25, 2017 18:45 Asia/Tokyo
イランのナジャフィIAEA大使が、「シオニスト政権イスラエルによる軍事目的での核活動は、地域の諸国民や国際社会にとっての主要な懸念材料だ」と語りました。
IRIB通信によりますと、ナジャフィ大使は、IAEA・国際原子力機関の理事会において、非同盟諸国が繰り返し、シオニスト政権の軍事目的の核計画を非難していることに触れ、IAEAに対しこの問題に真剣に注目し、調査するよう求めています。
また、「シオニスト政権は近年、国際社会の合法的な要求を無視し、一部の国の盲目的な支援を受け、さらに国際法規に違反して自らの核計画を続行している」と述べています。
さらに、シオニスト政権の核計画における西側のダブルスタンダードな扱いを批判し、この政権の違法な核計画が地域の安全保障に悪影響を及ぼすとして警告しました。
(ナジャフィ大使はまた、「イスラエルの核科学者が一部の国の核施設に自由に立ち入りしている中、NPT核兵器不拡散条約の加盟国の核科学者が中東諸国で、シオニスト政権により雇われたテロリストにより暗殺されている」としています。)
一方、IAEA理事会ではアラブ諸国の代表としてイラクの国連大使も、イスラエルの核能力に対する西側の支援を批判するとともに、NPT・核兵器不拡散条約へのイスラエルの加盟と、イスラエルの全ての核施設をNPTの規約の管轄下におくことを求めました。
様々な報告から、シオニスト政権はおよそ300発の核弾頭を保有しているとされ、また今日までNPTへの加盟を拒否しています。
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