イラン各地で、アメリカ大統領の聖地に関する行動を非難する大規模なデモ行進が実施
12月 09, 2017 16:48 Asia/Tokyo
イランの人々が、全国の都市部で大規模なデモ行進を行い、アメリカのトランプ大統領が聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都とした行動を非難しました。
トランプ大統領は、地域や世界の大きな反対をよそに、6日水曜夜、ベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都としました。
また、アメリカ国務省に対して、アメリカ大使館をテルアビブからベイトルモガッダスに移転する準備を整えるよう求めました。
イラン全国の人々は、8日に行われた金曜礼拝の後、パレスチナを支持する内容が書かれたプラカードや横断幕を持ち、「アメリカに死を」、「シオニスト政権に死を」といったスローガンを唱え、シオニスト政権の旗を燃やしました。
デモ行進に参加したイラン各地の人々は、決議書を発表し、「アメリカは大悪魔、人類の第1の敵で、地域と世界を不安定化し、戦争に巻き込む主犯であり、すべての人はパレスチナ人の救済と自由のために努力する義務がある」と宣言しました。
また、この決議書は、「パレスチナは偉大な国であり、トランプ大統領がこのような決定により、その歴史を変えることができるものではない。ベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都と正式に認定することは、何の法的な信用もなく、ベイトルモガッダスは永遠にパレスチナの首都だ」としています。
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