核合意に関するあらゆる状況へのイランの用意
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アメリカのトランプ大統領が、まもなく、核合意に関する最終的な見解を発表します。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
1月 09, 2018 17:33 Asia/Tokyo
  • トランプ大統領
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アメリカのトランプ大統領が、まもなく、核合意に関する最終的な見解を発表します。

その決断は、アメリカやその他の国々にとって重要な結果を伴うものになるでしょう。

トランプ大統領

 

トランプ大統領は、昨年10月13日、イランの核合意の遵守を認めず、核合意からの離脱を示唆すると共に、この合意に関する決定をアメリカ議会に委ねました。アメリカのティラーソン国務長官は、AP通信のインタビューで、「トランプ大統領はこの合意を数日以内に修正するか、あるいは離脱することになる」と語っています。

アラーグチー国際法担当外務次官

 

イランのアラーグチー国際法担当外務次官は、8日月曜、テヘラン安全保障会議で、核合意を破棄させるためのトランプ大統領の今後の行動について警告し、「イランは、核合意に関するすべてのシナリオに対応する用意がある」と述べました。

証拠もなく、イランの核合意の違反に基づいて核合意を破棄するための努力は、中国、フランス、ドイツ、ロシア、イギリス、アメリカの6カ国の連合を崩す原因となりえます。核合意の破棄はまた、国際社会に別の影響を及ぼすことになるでしょう。それは、アメリカは国際的な取り決めを履行しない、というものであり、そのような解釈は、他の問題に関して合意に至ることを難しくします。

核合意

 

トランプ大統領の核合意に関する今後の決定は、間違いなく、国連安保理にとって重要なものになります。なぜなら、核合意は独立した合意でありながら、安保理決議2231にも関係しており、それが一方的に変更されたり、破棄されたりすることは、決議に疑問を呈することになるからです。このことから、アメリカの立場は、EUに強い懸念を抱かせています。EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表は、昨年、ワシントンを訪問し、アメリカの政府関係者や議会関係者を説得して核合意を遵守させようと努めました。しかし、どうやらこの努力はそれほどの効果がなかったようです。

こうした中、アメリカの関係者の多くは、核合意の破棄が完全な過ちであることを理解しています。アメリカの国家安全保障の専門家52人を含めた外交関係者や議員、退役軍人などが、書簡の中で、トランプ政権に対し、イランとの核合意を危険にさらさないよう求めました。EUの報道官は、8日、声明の中で、モゲリーニ上級代表が、11日木曜、ブリュッセルで、イギリス、ドイツ、フランスの3カ国の外相とイランのザリーフ外相による会合を開催しようとしていることを発表しました。

IAEA国際原子力機関

 

いずれにせよ、数日後に発表されるアメリカの核合意に関する決定は、IAEA国際原子力機関などの国際機関や国際的な決定が、どれほど信用の置けるものであるか、その度合いをはかる試金石となるでしょう。

IAEAは、これまで9度の報告の中で、イランの核合意に関する取り決めの遵守を認めています。そして現在、EUや安保理のその他の理事国と同様、アメリカの有害な約束不履行や頑なな態度に対し、断固とした自分たちの立場を明らかにすべきなのです。