イラン大統領、「イスラム革命の勝利は政治的、歴史的な奇跡」

イランのローハーニー大統領が、イスラム革命の勝利は政治的、歴史的な奇跡だとしました。

ローハーニー大統領は、５日月曜、テヘランで行われた会合で、「イランの人々の忍耐と献身、参加がなければ、イスラム革命がすべての大国が支援していたパフラヴィー王政に対して勝利するのは不可能だった」と語りました。

また、当時、世界各国はイスラム革命が成功しないよう、手を結んでいたとして、「イスラム革命の勃発は、世界レベルで予想することができない出来事だった。なぜなら、宗教的な人物の指導により基盤が置かれ、モスクなどの宗教施設に足を運ぶ人々が支持する運動が勝利するなど、誰も予想していなかった」と述べました。

さらに、「イスラム革命の勃発により、一部の地域諸国は怒りを感じ、また今後に恐れを抱くようになり、大国の利益も危機に陥るようになった。イスラム革命に悪意を抱くものは、３９年後もイラン国民に復讐することを望んでいる」としました。

ローハーニー大統領は世界のイスラム教徒およそ１０億人がイランの東の国々にいることに触れ、「イスラムはイランをきっかけにこれらの国にも伝わった。つまりイラン国民はイスラムを信じており、それを広める責務を担っている」としました。