イラン公益評議会書記、「イスラエルが愚かな行為を見せれば、彼らを消滅させる」
2月 19, 2018 20:26 Asia/Tokyo
イラン公益評議会のレザーイー書記が、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相の無意味な脅迫について、「イランは、イスラエルがわずかたりとも愚かな行動を取れば、彼らを消滅させる」と強調しました。
ネタニヤフ首相は、18日日曜、ミュンヘン安全保障会議で、鉄の塊を示し、それを、2月10日に彼らの領空に入ったイランの無人機の残骸だと主張しました。
ネタニヤフ首相はまた、イランに対する根拠のない主張を繰り返し、「シリアにおけるイランの軍事駐留を阻止するために努力する」と語りました。
レザーイー書記は、レバノンのアルメナールチャンネルのインタビューで、国連やミュンヘン会議でのネタニヤフ首相の見世物は、子供の遊びの価値すらもないとし、「アメリカとイスラエルの政治家はイランのことを知らない。そのため、常に失敗している」と語りました。
さらに、シオニスト政権のF16型戦闘機がシリア対空部隊によって撃墜されたことに触れ、「これは、シリア軍が完全に自立していること、抵抗勢力が前進していること、イスラエルの政権が弱体化し、後退していることを示している」と語りました。
レザーイー書記は、サウジアラビアのジュベイル外務大臣のイランに関する主張に対しても、「ジュベイル外相は、サウジアラビア国内の状況を整え、イエメン、カタール、バーレーンでの自らの大失態を始末すべきだ」と述べました。
ジュベイル外相は、18日日曜、ミュンヘン安全保障会議で、「イランは、シリア、イラク、イエメン、レバノンの情勢を悪化させようと努力しており、イランは現在の政策を変更すべきだ」と主張しました。