日本在住イラン人やイラン学者がペルシャ湾の呼称に関して東京国立博物館に抗議
3月 05, 2018 17:30 Asia/Tokyo
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ペルシャ湾
東京国立博物館が、ペルシャ湾の誤った呼称を使用したことで、日本のイラン学者や日本在住のイラン人の反発に直面しています。
IRIB通信が東京から伝えたところによりますと、東京国立博物館は、特別展の「アラビアの道ーサウジアラビア王国の至宝」を開催する中で、ペルシャ湾の誤った呼称を入れた地図を展示しました。

東京在住のイラン人は、この措置に対する抗議を示すため、東京国立博物館の責任者に書簡を記しています。
また、ペルシャ湾の呼称に関する歴史的な真実を知っている日本のイラン学者も、東京国立博物館の行動に抗議しています。

ペルシャ湾は世界で3番目に大きな湾で、その面積は23万7473平方キロであり、イランの領海の一部となっており、このため、長い歴史の中ではペルシャ湾とされてきました。
東京在住のイラン人により、東京国立博物館のこの行動に抗議する署名を集めるウェブサイトが立ち上げられています。
このウェブサイトのアドレスはhttps://formlets.com/forms/lfSkS83ylHt1blC3です。
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