イラン大統領、「アメリカは常に、核合意の実施を妨害してきた」
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ローハーニー大統領とマクロン大統領
イランのローハーニー大統領が、「イランは核合意の取り決めを履行してきたが、残念ながら、アメリカは常にその実施を妨害してきた」と語りました。
ローハーニー大統領は、4日日曜、フランスのマクロン大統領と電話で連絡を取り、すべての関係国が核合意を遵守する必要性を改めて強調すると共に、「イラン政府は、相手側が核合意を履行する限り、その取り決めを遵守する」と語りました。
また、核合意に関して追加の協議が行われるとささやかれていることに触れ、「7カ国が合意し、国連安保理もそれを認め、イランは完全に、この合意に対する取り決めを履行している」と語りました。
ローハーニー大統領は、地域問題に関するイランとヨーロッパの協力は良好なものだとしながら、「この協力は核合意とは何の関係もない。現状において重要なのは、EUが、アメリカに核合意を完全に遵守させる方向へと向かうことだ」と強調しました。
さらに、イエメン各地に対する爆撃と、この国における病気の蔓延や飢餓の拡大に触れ、ヨーロッパ、特にフランスが、イエメンの罪のない人々への支援の問題に真剣に取り組むよう求めました。
一方のマクロン大統領もこの電話会談で、イランと透明で安定した関係を築いていきたいと強調し、「フランス政府は、核合意を守るために全力を尽くしており、それはフランス政府の明白な方針だ」と語りました。
さらに、「フランスは核合意に関する新たな協議を求めていないが、別の問題についてはイランと協議したいと考えていると強調してきた」と述べました。
マクロン大統領は、イランとフランスは、地域の現状を見ると重大な責務を負っているとし、地域問題において両国が協力することが不可欠だとしました。