イラン大統領、「イラン暦今年は、イラン国民の成功の年、敵の失敗の年だった」
3月 18, 2018 19:38 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「イラン暦今年は、イラン国民の成功の年、この国民の敵の失敗の年だった」と語っています。
ローハーニー大統領は、18日日曜、今年最後の閣僚会議の傍らで、イランの外交政策の成功に触れ、「イランに悪意を抱く者たちは、核合意の問題において大きな敗北を喫した。世界の人々は、イランが核合意の取り決めを守っていないとする主張を受け入れなかった」と語りました。
また、IAEA国際原子力機関がイランの核合意の取り決め実施を認めていることに触れ、「イエメンの問題やミサイルの脅威を理由にした国連安保理でのアメリカによる反イランの行動は失敗し、アメリカ政府は肯定的な回答を得られなかった」としました。
さらに、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに関するアメリカの行動は世界の国々から非難されているとし、「イランは、地域最大のテロ組織であるISISを根絶した。ISISの敗北は、地域の安定に向けた人類への贈り物だった」と述べました。