イラン第1副大統領、「イランの敵は人々に失望を吹き込もうとしている」
(last modified Thu, 12 Apr 2018 10:26:18 GMT )
4月 12, 2018 19:26 Asia/Tokyo
  • イランのジャハーンギーリー第1副大統領
    イランのジャハーンギーリー第1副大統領

イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、イランの敵は人々の間に不和を生み、失望を吹き込もうとしていると強調しました。

ジャハーンギーリー第1副大統領は、12日木曜、テヘランで、「一部の大国と反イランの地域諸国が同盟関係にあることから、内部の相互理解と団結は、基本的に必須のものだ」と語りました。

また、サウジアラビアのムハンマド皇太子は、世界各地を訪問し、イランに反対する世論操作を行っているが、これは成功にいたるほどのものではないとしました。

ムハンマド皇太子は、この数週間、イギリス、アメリカ、フランスといったサウジアラビアの同盟国を訪問し、イランに対する圧力強化を追求しました。

サウジアラビアに毎年数十億ドルの武器を輸出しているイギリス、アメリカ、フランスの政府高官は、この会談で、ムハンマド皇太子の反イランの敵対的立場を支持しました。

これらの国がサウジアラビアの政策を支持している中、サウジアラビアはアルカイダやタリバンといったテロ組織を作り出し、2003年にイラクのテロと不安定化を支持し、また、シリアやイラクでISISやヌスラ戦線といったテロ集団を創設し、これらのテロ集団に資金援助と武器支援を行っていることで、世界各地の情勢不安と苦痛の要因となっています。