イランのがんの状況に関する正式な報告、初めて国際機関から承認
(last modified Thu, 19 Apr 2018 07:51:37 GMT )
4月 19, 2018 16:51 Asia/Tokyo
  • イランのマレクザーデ保健医療教育次官
    イランのマレクザーデ保健医療教育次官

イランのマレクザーデ保健医療教育次官が、イランの人口に基づくがんの状況に関する正式な報告が、初めて、WHO世界保健機関に承認されたことを明らかにしました。

イルナー通信が18日水曜、伝えたところによりますと、マレクザーデ次官は、「今回の登録、承認は、がん対策において重要な役割を果たす」と語りました。

世界のがん登録に関する「世界5大陸のがん罹患率」は、世界的に最も信頼できる統計だとし、「開発途上国のがん登録は、がんに関する調査に必要な情報として不十分だが、イランでは、その情報が正確に作成された」と述べました。

また、イランのがん統計報告の結果に触れ、「イランのがん罹患率の年間の平均は、皮膚がんを含むと10万人に158人、皮膚がんを除いた場合には、10万人に143人となっている」と述べました。

さらに、世界の皮膚がんを除いた平均は、10万人に182人であり、イランのがん罹患率は世界の平均よりも低いとしました。