イラン石油大臣、「アメリカの核合意離脱は、イランの石油輸出に影響しない」
May 11, 2018 17:08 Asia/Tokyo
イランのザンゲネ石油大臣が、10日木曜夜、「アメリカの核合意離脱が、イランの石油や天然ガスの輸出、外貨収入に影響を及ぼすことはない」と語りました。
アメリカのトランプ大統領は、8日火曜、イランに対する根拠のない主張を繰り返し、アメリカの核合意からの離脱と対イラン制裁の復活を発表しました。
この行動は、アメリカ国内や世界の反発を招いています。
メフル通信によりますと、ザンゲネ大臣は、IRIB2チャンネルのインタビューで、石油精製設備の分野のイランの発展に触れ、「イランの石油精製設備の65%が、国内で製造されている」と語りました。
また、南パールスガス田の開発に触れ、イランの天然ガスの輸出量は年間300億立方メートルだとし、「イランは現在、トルコ、イラク、アルメニア、アゼルバイジャンに天然ガスを輸出している」と述べました。