イラン政府、「アメリカ大統領は信用できない」
6月 13, 2018 15:56 Asia/Tokyo
イラン政府のノウバフト報道官が、シンガポールで行われたアメリカと北朝鮮の首脳会談に触れ、「飛行機の中でのツイート1回でG7主要7カ国首脳会談を混乱に陥れるアメリカのトランプ大統領は、信用できない」と語りました。
トランプ大統領と北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長は、12日火曜朝、シンガポールで非公開の会談を行いました。
カナダで行われたG7首脳会合での対立を受けて、トランプ大統領は首脳宣言の採択を控えました。
イラン政府のノウバフト報道官は、12日、記者会見で、トランプ大統領は聡明なアメリカ人の代表ではないとして、アメリカの人々は、次回の選挙でトランプ大統領に投票しないだろうとしました。
また、アメリカの核合意離脱後のイランの話し合いについて、6カ国のうち、離脱したのはアメリカだけだが、それ以外の参加国は、核合意を維持しようとしているとしました。
さらに、これまでの協議に基づき、短期間で複数の話し合いが行われる予定であり、イランの核合意維持の条件は、相手側の取り決め履行だとされたとしました。