イラン原子力庁長官、「アメリカの対イラン制裁は不当」
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イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「アメリカは、イランのウラン濃縮能力をゼロにすることを計画しているが、これは過去の過ちの繰り返しだ」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 23, 2018 17:49 Asia/Tokyo
  • 世界の紛争解決について話し合うオスロ・フォーラム
    世界の紛争解決について話し合うオスロ・フォーラム

イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「アメリカは、イランのウラン濃縮能力をゼロにすることを計画しているが、これは過去の過ちの繰り返しだ」と語りました。

サーレヒー長官は22日金曜、世界の紛争解決について話し合うオスロ・フォーラムにおいて、アメリカが、イランのウラン濃縮を停止させようと図っているとし、「そもそも、核協議は、アメリカのこうした政策の停止と方向転換により開始された」と述べています。

また、「国際社会が、正当な根拠がなく理性に欠けたアメリカの決定に強く反発していることは完全に明らかである」とし、「EUや核合意を支持するその他の国が、必要な折にアメリカの政策に対する反対を行動で示さなければ、地域や世界は混乱や情勢不安に陥るだろう」としました。

サーレヒー長官は今月17日、オスロ・フォーラムへの出席のため、使節団を率いてノルウェーを訪問しています。