トルコとイランの間での通貨協定が実施
7月 07, 2018 17:56 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のセイフ総裁が、トルコとイランの間での通貨協定が実施されたことを明らかにしました。
イランとトルコの金融部門の責任者らは、2017年に両国間の通貨協定に調印していました。
この協定により、トルコとイランの間での通商取引においては、アメリカドルやユーロなどの第3国の通貨の使用の必要がなくなり、これによって両国間の通商業務上のリスクが最小限に抑えられると見られています。
IRIB通信によりますと、セイフ総裁は通貨協定の現状について、「イラン中央銀行は、二国間あるいは多国間での通貨協定の可能性を把握しており、これに関してイランと一部の国との間に通貨協定が締結されている」と語りました。
また、「トルコとわが国の間での通貨協定が実施段階に入っており、イラン中央銀行はさらにイラク、ロシア、アゼルバイジャン共和国との間での通貨協定の実施も検討している」と述べています。