イラン第1副大統領、「アメリカ財務省は、イランに対する経済戦争を行うための政庁になった」
7月 11, 2018 14:54 Asia/Tokyo
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イランのジャハーンギーリー第1副大統領
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、「アメリカ財務省は、イランに対する経済戦争を行うための政庁になった」と語りました。
ジャハーンギーリー第1副大統領は、10日火曜、イラン中部イスファハーンで行われた鉄鋼製造計画の開始式で、アメリカの目的のひとつは、目的追求のためにイランの経済に打撃を与えることだとしました。
また、アメリカはこの戦略を実施する中で、世界各地からイランに圧力を加えることができるよう、シオニスト政権イスラエルやサウジアラビアと同調しているとしました。
さらに、「アメリカは中国との経済戦争も始めており、さまざまな国際的な規約から離脱している」と述べました。
ジャハーンギーリー第1副大統領は、アメリカはイランの収入において最も重要な石油の輸入を今年11月までにゼロにしようとしているとして、「この主張は無意味で軽率だ。これが実施されるためには、他の国を屈服させ、これらの国をアメリカに対して矮小な国だということを認めさせる必要がある」としました。
また、イランとアメリカ、西側諸国の対話において最も重要な問題の1つはは核問題だとして、「イランは核合意の取り決めを実施したが、アメリカは核合意から離脱し、イランに対する追加制裁を科すと発表した」と語りました。
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