イラン大統領、「イラン国民の統一と抵抗は、アメリカ政府への最強の回答」
7月 25, 2018 20:00 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「イラン国民の抵抗と統一は、アメリカの政府関係者の愚かな発言に対する最強の回答だ」と語っています。
ローハーニー大統領は、25日水曜、閣僚会議で、アメリカの政府関係者の根拠のない脅迫は、応じる価値すらないと強調し、「イラン国民の統一、抵抗、アメリカの脅迫の無視は、アメリカ政府関係者の愚かな発言に対する最強の回答だ」と語りました。
さらに、イランがアメリカの行動を巡って国際司法裁判所に提訴したことに触れ、「世界の多くの国は、アメリカの行動を誤ったものと非難しているか、少なくともそれに遺憾の意を示している」と語りました。
ローハーニー大統領はまた、国際司法裁判所は、世界の法的権威であるとし、「アメリカ政府は、国際司法裁判所の警告により、自分たちの行動や計画に気をつけるべきだ」と強調しました。
国際司法裁判所は、24日火曜、アメリカのポンペオ国務長官に送った書簡の中で、イランの提訴に関する審理の日程を明らかにすると共に、アメリカ政府に対し、対イラン制裁の復活に関する新たな行動を控えるよう警告しました。
トランプ大統領は、5月8日、イランに対して根拠のない非難を繰り返し、アメリカの核合意からの離脱と対イラン制裁の復活を発表しました。
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