イラン大統領、「カスピ海の法的地位に関する協定の成果は、カスピ海の安全と安定の確保」
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イランのローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、カスピ海の法的地位に関する協定の署名により、カスピ海沿岸諸国のよりよい関係と、地域の安全、安定の強化に向けた新たな歩みが踏み出されたと語りました。
ローハーニー大統領は、12日日曜、カスピ海の法的地位に関する協定の署名後、カスピ海沿岸5カ国の首脳と共同記者会見を行い、「各国の政府の緊密な関係、国益の考慮、地域の人々の関係が歴史的であることが、7つの文書、特にカスピ海の法的地位に関する協定の署名につながった」と語りました。
ローハーニー大統領は、カスピ海の法的地位に関する協定の非常に重要な成果は、この海域の安全と安定だとし、「カスピ海が沿岸5カ国のみに属すると明言されたことで、外国の軍はそこを通行することができず、この海の安全は、沿岸の5カ国のみによって管理されることになる。これはカスピ海の安全の確保を意味する」と述べました。
さらに、カスピ海の利点や可能性として、石油と天然ガス資源や輸送を挙げ、「イランは輸送の分野で重要な役割を担っており、カスピ海の東はトルクメニスタンやカザフスタン、西はアゼルバイジャンやロシアと協力することで、ヨーロッパ、中央アジア、コーカサスを、ペルシャ湾やオマーン海につなげることができる。これは、カスピ海が地域内外の輸送を行うことができることを意味する」と語りました。
ローハーニー大統領は、カスピ海のさらなる安全と安定に向けて重要な歩みが進められ、地域のすべての人々の利益になるよう期待感を表明しました。
カスピ海の法的地位に関する協定は、12日日曜、カザフスタンのアクタウで開催されたカスピ海沿岸諸国の首脳会議で署名され、この会議には、イラン、ロシア、カザフスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタンの首脳が出席しました。