イラン南部および南東部で、2大麻薬密輸組織が摘発、破壊
8月 14, 2018 18:08 Asia/Tokyo
イランの治安部隊が、同国の南部と南東部で、2つの麻薬密輸組織を摘発、破壊しました。
イラン情報省は13日月曜、「イランの治安部隊の作戦により、南部ホルモズガーン州で1660キロのアヘンを含んだ貨物が摘発、押収され、密輸業者らも逮捕された」と発表しています。
この報告によりますと、「イラン治安部隊はさらに、南東部スィースターン・バルーチェスターン州での別の作戦により、武装した麻薬密輸組織と衝突し、この中でこの組織のメンバーの1人が死亡、そのほかのメンバーが逮捕された」とされています。
さらに、「この作戦でまた、2200キロのアヘンが摘発され、押収された」となっています。
イランは、世界における麻薬対策の先進国であり、これまでに麻薬対策関連の作戦で3000人以上の殉教者とそれ以上の負傷者を出しています。
国連は、イランは麻薬対策の筆頭国であるとしています。