イランの5つの産物が、WIPOに登録
8月 20, 2018 18:28 Asia/Tokyo
イランで生産されるキャビア、東部ダームガーン名産のピスタチオ、南東部ラフサンジャーン産のピスタチオ、東部セムナーン州の石膏、そして西部コルデスターン州原産の大理石の5つの産物が、WIPO・世界知的所有権機関に登録されました。
IRIB通信によりますと、イラン商鉱工業省のミールサーレヒー産業所有権局長は、「イランは世界で最も高品質のキャビアの生産国の1つであり、イラン産のキャビアが国際的に登録されたことで、他国がイランというブランドを悪用することはできなくなる」と語っています。
また、「イランとアメリカは、世界最大のピスタチオ生産の国である」とし、「イランは、年間11万4000トンに上るピスタチオを生産している」と述べました。
さらに、「イランは、年間1300万トンの石膏を生産しており、これは中国に次いで世界第2位となっている」としています。
ミールサーレヒー局長はまた、コルデスターン州で採掘される大理石についても、「コルデスターンでは、年間1万8000トンの大理石が生産されており、これはイランで最高品質の大理石として、国内外で独自のバイヤーを有している」と語りました。
さらに、「これまでに、イランからは47の産物がWIPOに登録されている」と述べています。