インド政府、イラン産原油の輸入を許可
9月 04, 2018 18:23 Asia/Tokyo
インド政府が、イランのタンカーと保険によるイラン産原油の輸入を許可しました。
ロイター通信によりますと、インド政府の消息筋は、政府系の製油所は、イランのタンカーと保険によってイラン産原油の輸入を続けることが許可されたと語りました。
インド政府は、イランからの原油の輸入を続けるために中国と同様の措置を進めています。
中国は輸入する原油のほぼすべてを、イランの国営石油会社のタンカーに移しています。
先ごろ、インドのプラダン石油大臣は、アメリカの圧力にも拘わらず、インドはイランからの原油の輸入を増加したと語りました。
2月にイランのローハーニー大統領がインドを訪問した際には、インドはイランからの原油の輸入量を日量20万5000バレルから39万6000バレルに増加すると約束しました。
アメリカ政府は、5月8日に核合意から離脱した後、「11月4日までにイラン産原油の輸出をゼロにする」と発表しました。
この中で、アメリカは世界各国に対し、イランに対する経済制裁の一環として、イランからの原油の輸入をゼロにするよう求めましたが、世界の多くの国は、このアメリカの要請には従わないと表明しています。
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