イラン参謀本部議長、「革命防衛隊のシリアへのミサイル攻撃で、ISISの幹部が死亡」
10月 02, 2018 17:07 Asia/Tokyo
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イラン参謀本部のバーゲリー議長
イラン参謀本部のバーゲリー議長が、「イラン南東部アフワーズのテロ攻撃に関与した者たちに対するイスラム革命防衛隊の無人機とミサイルによる作戦で、シリアに残っていたISISの幹部数人が死亡した」と語りました。
イスラム革命防衛隊は1日月曜朝、イラン西部からシリアにあるテロリストの幹部の拠点に対し、地対地弾道ミサイル数発を発射しました。
バーゲリー議長は1日、記者会見で、「数十人の罪のない人々が殉教、負傷したアフワーズのテロ攻撃の後、このテロの元凶やテロリストに対処し、報復するためにさまざまな措置が講じられた」と述べました。
さらに、「関係機関の情報収集活動により、テロリストが反革命組織とつながりを持ち、ISISの方針を引き継いでいること、ISISが彼らをシリアのデリゾールから導いていることが分かった」と述べました。
また、「シリアのテロリストに対する革命防衛隊の無人機とミサイルによる1日の作戦は、完全に成功し、さまざまな報告によれば、これまでISISに大きな被害が出ている。このテロ組織の残った幹部数人が死亡した」と語りました。
バーゲリー議長は、イランのミサイルと無人機は、570キロを飛行してテロリストの拠点に命中したとし、「ISISが拠点にしているシリアの地域は、アメリカ軍の支配下にあり、イランのミサイルは、アメリカが管轄する地域に近い場所に発射された」と語りました。
また、報復はまだ終わっていないとし、「敵は、イランの安全保障を危険に晒すことなどできないことを知るべきだ」と述べました。
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