イラン、西側のテロ組織支援を批判
10月 10, 2018 21:38 Asia/Tokyo
イランのデフガーニー国際法担当外務次官が、アメリカと一部のヨーロッパ諸国による、テロ組織モナーフェギンへの支援を批判しました。
デフガーニー次官は、10日水曜、テヘランで開催された、イランの警察司令官と国際機関の代表や大使、代理大使らとの会合で、「イランの1万7000人の市民を殺害したテロ組織を、アメリカと一部のヨーロッパ諸国が支援し、彼らに国連前での集会を許可しているが、これは不公正だ」と語りました。
また、イラクとシリアにおけるテロ組織とのイランの戦いに触れ、「イランがテロ対策においてさまざまな国に提供してきたサービスや措置にも拘わらず、彼らはイランをテロ支援で非難し、それを理由に制裁を行使している」と語りました。
さらに、イランの政策が一部の大国の政策と合致していないために、この40年、イランの安全保障は常に標的にされてきたとし、「8年に及ぶイランに対する戦争の中でのイラクの独裁者サッダームフセインへの支援、経済制裁の行使、反革命テロ組織への支援が、イランに対する大国の敵対の例だ」と述べました。
デフガーニー次官は、過去40年の麻薬密輸対策におけるイランの効果的な役割を説明し、「イランの警察は、2017年、785トンの麻薬を発見した。一方で一部の国では、麻薬の密輸組織が全面的な支援を受けている」と述べました。
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