イラン国連大使、「アメリカはパレスチナ人の子供に対する犯罪を隠蔽できない」
10月 19, 2018 16:21 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、「アメリカは、パレスチナ人の子供に対する犯罪を隠蔽することはできない」と語りました。
イルナー通信がニューヨークから伝えたところによりますと、ホシュルー大使は18日木曜、パレスチナや中東の問題に関して開催された国連安保理の会合で、国際社会に対し、アメリカの理不尽な要求やシオニストの犯罪が、パレスチナ人の権利を損なうのを許さないよう求めました。
また、「パレスチナの状況は悪化しており、パレスチナ人が祖国帰還の権利を求めて毎週行っているデモの中だけで、これまでに200人以上が殉教、2万2000人以上が負傷している」と述べました。
さらに、「パレスチナ人のデモ参加者が求めているのは、祖国に戻ること、パレスチナの独立政府が樹立されることなど、彼らの当然の権利だ」と語りました。
ホシュルー大使は、「シオニスト政権がパレスチナ人を殺害するのは、彼らがパレスチナ人であるからだ。パレスチナ人は生きる権利すら認められていない。それは70年に及ぶ圧制の結果であり、アメリカの支援と国連安保理の無関心によって続けられている」と語りました。
さらに、アメリカは、国連安保理でイスラエルを非難する44の決議に拒否権を行使してきたとし、「安保理は、パレスチナ問題に関しておよそ300の決議を採択したが、イスラエルはそれらすべてに違反している」と述べました。
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