イラン東部・南ホラーサーン州タバスにあるモルテザーアリー湯泉
(last modified Wed, 14 Apr 2021 13:50:00 GMT )
4月 14, 2021 22:50 Asia/Tokyo

モルテザーアリー湯泉は、イラン東部・南ホラーサーン州タバス市から27キロの地点にあります。

これは、実際には砂漠の中心部に湯泉と冷泉の2つが隣り合って存在するという、イラン国内でも非常に珍しい泉とされています。すなわち、一方には冷水が流れ、もう一方には湯川が流れているというもので、片方の足を湯水に、もう片方の足を冷水に入れるという、非常に興味深い体験ができます。

この地に湧き出る湯と冷水の温度差は、10℃ほどです。また、この泉の上手には峡谷があり、そこにはサファヴィー朝時代に造られたアッバース大王のアーチが建造されています。

 

 
モルテザーアリーの湯泉
この地域にある泉は、湯治効果の点から観光客に注目されている
この地域は、国内外の観光客の間で人気を博している
泉の両側には、峡谷が形成する高壁が存在
峡谷の岸壁には、一定の規則性に沿って穴があけられている
徒歩で10分ほど進むと、複数の湯泉と冷泉がある
湯泉は、右側の岸壁から河川に注いでいる
湯川と冷水の川はそれぞれ個別に流れている
モルテザーアリーの泉
 泉への順路にあるアッバース大王のアーチは、世界最古のアーチ型堤防の1つ
アッバース大王のアーチは、世界で最も幅の狭い堤防で、王冠の幅が1メートルだったことからこの名がついている
この堤防(ダム)は550年もの間、世界で最も高さのあるダムとして知られていた

 

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