イラン外相が、米とイスラエルのユネスコ脱退を揶揄、「米大統領は地球からも脱退」
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ザリーフ外相のツイッター
イランのザリーフ外相が、アメリカとシオニスト政権イスラエルのユネスコ脱退に否定的な反応を示しました。
ザリーフ外相はツイッター上で、アメリカのトランプ政権がイラン核合意やTPP・環太平洋パートナーシップ協定、NAFTA北米自由貿易協定、気候変動対策に関するパリ協定といった国際条約から次々に脱退した事に触れ、「アメリカとその傀儡政権がこれから脱退する事になる条約として、いったい何が残っているか?はたまた地球からの脱退か?」と述べています。

アメリカとイスラエルは、今月1日付で正式にユネスコを脱退しました。
アメリカ国務省は2017年10月12日、ユネスコが反イスラエル的なアプローチをとっているという口実により、この国際組織からの脱退を表明しました。
イスラエルのネタニヤフ首相も同日、シオニスト政権外務省に対し、イスラエルのユネスコ脱退に向けた準備を整えるよう命じています。
アメリカはこれに先立ち、パレスチナのユネスコ加盟の承認後、2011年にユネスコへの資金援助を打ち切りました。
ユネスコは2017年7月、決議においてイスラエルが聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの領有権がない事を強調しています。
この聖地は、1967年以来イスラエルに占領されています。
ユネスコはまた、2017年5月2日に決議を採択し、パレスチナ・ガザ地区や聖地での国際法違反でイスラエルを非難し、イスラエルを占領軍の部隊だとしています。
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